読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

2017映画26本目『ちはやふる 上の句』

人気漫画原作、広瀬すず主演、競技かるたをテーマにした青春部活モノです。

評判が高く期待して観させていただきましたが、開始直後から流れる「あれ?つまらないぞ、これ」感。『ヒロイン失格』で開始30分はすごく面白いと書きましたが、今回は開始15分がすごくつまらない。

ただ、開始15分と区切ったことからも分かるように、その後は転がるように楽しくなってきました。前半15分がつまらなかった理由は分かりません。見返してみましたが、なぜ初見のときは面白くないと感じたんだろう?と思う感じです。ただ、そこから面白くなった理由は分かります。上白石萌音ちゃんのキャラが愛おしすぎるんです。あの子の一挙手一投足にワクワクキュンキュンします。この手の映画は魅力的なキャラを出しとけば間違いありません。

それ以降は勢いで、主人公であるちはやも好きになってきますし、後半の机くんの流れで涙まで流してしまいました。

決勝のラストの戦いをちはやではなく、男の子の方にしたのも、「主人公を中心に置かないで欲しい」委員会会長の僕としては拍手を送りたいです。

ただ、それでいうと大会の開会式の先頭はちゃんと部長にして欲しかったです。

その決勝の最後の勝負の決まり方も想定外で痺れました。「なるほど、ここでついに運命線で読まれるのか」からの、「あ、そっち!自分の弱点を知った上でのそっち?!」からの、アレですからね。まんまとやられました。

前後編の前編ですが、ここで終わっても別に気にならないくらいの終わり方にしてくれてるのでそこも高評価です。

しかし、競技かるたってどんだけ紳士のスポーツだって話ですよね。どっちが早いだの、どのカードに触れただの自己申告してかなきゃキリが無いですよね。それこそ最後のやつも。しかもあんな大勢でならんでやってカード吹っ飛ばして、邪魔だし、いちいち並べてめんどくさいし。

これ、実際に行われてるらしいですから黙ってますけど、もしこの映画独自のゲームだとしたら、声を大にして言いたいですよ。「こんな大会、成り立つわけがない!」と。

映画の評価とそんな関係ないんですが、上白石萌音ちゃんのキャラが好きすぎるゆえのあげあし的なツッコミを入れさせてください。

和服を着たくて弓道部に入ったけど、和服でランニングさせられるのが耐えられないとおっしゃってましたけど、だったら茶道部入れよ!茶道部の方がよっぽど和服っぽいし、ランニングもないだろうし。

これは上白石萌音ちゃんが悪いんじゃないですよ。あの男が畳を運んで来るときに「茶道部から」なんて言うから悪いんです。あそこは「柔道部から」か「用務員室から」にすれば万事解決です。

ちはやふる 上の句』(10点満点中7点)