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プレミアムフライデー

今日はプレミアムフライデー

はん。そんなものウチのカイシャにはカンケイないわ、と思っていましたところ、先日ウチの労務担当部署から通達が出まして。非常に驚いたことには、今日から月末の金曜はプレミアムフライデーなので、従業員は半日年休ないしフレックス勤務を活用して早く退社するべし、なのだそうです。

驚くやらあきれるやらで、一瞬気が遠くなったくらい。あのな、そんなこと、実際問題としてどうやってできるんだよ。

たとえばウチの部署だと、社内受注元からの受注仕様で、月〜金の9:00〜17:00に受けた電話ならびにWeb問い合わせは当日中になんらかの対応をする、と決められてしまっています。最低でもこの仕様を変えてもらわないと15:00に帰ってしまう、なんてできないわけです。この受付時間は社外にもそう言ってあるのだしね。

それに、よしんばそれを毎月最終金曜日には15:00までの受付、としてもらったところで、14:59に受けたものは当日中になんとかしなければなりません。その時間までの状況にもよりますが、この時間帯に立て続けに電話を受けたのだとすると、早くて16:00、悪くすると17:00前まで帰ることはできません。

我々がプレミアムフライデーを満喫するためには、午前中で受付終了、というようなことにしてもらわないとならないのですが、これには世間様が納得してくれないでしょう。なんだ、オマエらだけ早く帰るのか、って炎上しかねませんからね。

いや、これは杞憂ではなくて、先日の2月10日に「振替休日」が設けられた際にも、私が番をしている電話にかけてきて、おたくのホームページはまちがっていますよ、2月10日は振替休日なんかじゃありませんよ、と「教えて」くれる人が実際にいたのです。世間様ではお休みではありませんが、当社はお休みをいただきます、と説明したときの、この人の不満そうな声ったらなかったですよ。

それに、半日年休は際限なく取れるものではありません。年間に取れる回数に制限があります。仮に毎月取ったとすると、それで12回となってしまい、限度回数に近づきます。従業員の誰しもが、何か急用や体調不良の生じた場合のために回数は温存したいと考えるでしょう。

ではフレックスはどうでしょう。そもそも、何年か前に、時間外労働の削減のために、真に必要のない部署はフレックス勤務を禁止する、という意味というかつながりのわからない通達を出したのは当の労務管理部署です。今さらフレックスを取るためにはそれを申請しなければなりません。ウチのカイシャのすべての上司が、それを快く承認するとでも?あんなパワハラ集団みたいな人たちが?

こんなもの、絵に描いた餅でさえありません。餅を搗く音を聞かされたくらいのレベルでしょう。実現性はほとんどありません。実際に早く帰ることができるのはパートさんくらいかな。

要するに、これもまた、労務管理部門が外向けに、あるいは入社希望の学生さん向けにアリバイ作りをした、ってだけのことでしょう。これで彼らのうち何人かが、これを社内に通達しました、と言って「個人業績」にするんでしょうさ。

ふん。馬鹿馬鹿しい。アリバイ作りじゃない、っていうのなら、全社的にプレミアムフライデーを楽しむことができるように制度化してみな。それを理由に賃金をカットできない限り、時間当たり人件費が上昇してしまうから、できやしないだろ。ああ。もうペテンだな。こんなの。